リモワのスーツケース

リモワは歴史が古く、元々は牛革の旅行カバンを作っていたメーカーが、アルミのキャリーケースを作ったところから、何となく現在認知されているリモワに近くなったそうです。現在のリモワが牛革のショルダーバッグや旅行バッグをつくっているか、リモワのオフィシャルサイトを見る迄知らなかったのですが、そのくらいリモワで宣伝をされるのは、スーツケースが主流になっています。リモワのスーツケースの評価が高いのは、ブランド力だけではありません。

リモワのスーツケースは、キャスターの回転やハンドルの幅やグリップの素材に「使用感」を向上する工夫があるそうです。又軽さのみを追求してはいないようなのですが、それでもとても軽量です。大きさも電車の荷物棚に挙げられるような、小さめのものから、とても長期滞在に適した大きなケースまで揃い、表面の処理やカラーリングも多様な嗜好に応えられる品揃えです。それらは当然、長い歴史の中で研究された結果の蓄積なので、それをブランド力としてだけでは捉えられないと思うのです。

旅行カバンと言えば、誰でも知っている、又あこがれているフランスのあのブランドだと思いますが、ブランドとして同じような発展をしていないのは、指向性が異なるからです。リモワは、ファッション性に重きを置いた知名度の向上よりも、物理的な、というか理系のこだわりが企業を支えているので、顧客により作られたブランド神話ではなく、長い工夫と研究で作られたモノの機能性が発信するパワーが企業を支えているという点で、簡単に一言でブランド力とは言えないと思います。

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